ソーシャルレンディング事業者 儲けの仕組み

投資家とお金の借り手をマッチングさせる事業を営むソーシャルレンディング事業者。
どうやって利益を得ているのか?

手数料、いわゆるスプレッド金利を利益にしています。
わかりやすく説明するとこんな感じ。

投資家には年利7%の表記でお金を集めて、事業者の手数料2%を加算して、借主に9%で貸し出します。

事業者の手数料は、貸し出し時に抜かれるのか、返済時に抜かれるのかは事業者や案件によって変わってきます。通常は貸し出し時に抜かれます。

投資案件を選ぶ際には、最終貸し付け金利が何%になるのかを知っておくのは重要な事になります。

投資家からは安い金利(例えば5%とか)で集めて、最終的には法定金利上限ギリギリの15%付近で貸し付けるような事例もあります。
募集総額の小さい案件では普通にある事ですが、募集総額の大きい案件では非常にハイリスクな投資になる場合があるので注意しましょう。

募集総額と最終貸付金利のバランスは非常に重要です。


募集総額の大きい案件で手数料をがっぽり抜くのが、事業者にとって美味しい案件になります。逆に言うと、投資家にとってハイリスクな案件になります。

止むに止まれぬ事情を持った事業者が、一時的な利益に心奪われた時。
この定理の利用が始まります。

募集総額のできるだけ大きい案件を用意して、できるだけ手数料を大きくします。
手数料を上げられない場合は、募集総額をどんどん上げます。

募集が完了して運用が開始されるだけで、財務状況の良くない事業者は立ち直り、何が何でも売り上げを上げたい事業者は売り上げを手に入れます。

こういった案件は、遅延/貸倒リスクがパンパンに膨れ上がります。

案件リスクを考える場合、募集金利ではなく、募集総額と最終貸付金利でリスクの大小を考えるのが正しい考え方になります。

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